GAS AUTOMATION · 8 CASES

現場の手作業を減らす、8つの業種別デモ

GAS(Google Apps Script)は、スプレッドシート・フォーム・Gmail・カレンダー・ドライブを自動でつなぐ仕組みです。Googleアカウントの無料枠内で運用できる構成を想定しています。8つの業種を想定し、受付から通知・集計までを一気通貫で作りました。

2026.09自主制作・架空の業種別デモコード 7,761行マニュアル 429ページ
TOP/GAS業務自動化 8つの業種別デモ

HOW IT WORKS

入力から通知まで、ひとつながりに

入力はスプレッドシートに集まり、GASが判定・集計して、メール・画面・PDFに出します。動くきっかけは「ボタンを押した時」か「決まった時刻」です。

入力・台帳・通知をつなぐ業務自動化の利用イメージ(AI生成)
入力 → 台帳に集約 → 自動処理 → 通知・出力
AI生成による利用イメージ。実際の画面ではありません。

たとえば歯科医院なら、受付が予約を台帳に入れるだけで、3日前と前日に案内メールが自動で届き、患者さんの回答が台帳に戻ってきます。電話が必要な人だけが、毎朝リストで受付に届きます。

ポイントは「人がやること」と「自動でやること」の線引きです。判定や集計は仕組みに任せ、席の組み合わせや提出の最終確認のような判断は人に残します。

5 PRINCIPLES

8つのデモに共通する、設計の5原則

01

正しい情報の置き場所を、1つに決める

予約台帳、顧客履歴、期限台帳。同じ情報を紙とExcelとチャットに二重で持たせません。台帳が1つなら、食い違いは起きません。

02

取りに行かせず、向こうから来る形にする

毎朝の声かけ候補、打刻漏れ、期限の近い仕事。人が見に行くのではなく、メールで届く形にします。見に行かなければ気づかない仕組みは、続きません。

03

現場に判断させない。入力は30秒・3タップ

案件はQRに埋め込む、選択肢はボタンにする、上限は仕組みが判定する。忙しい現場で迷う要素を、設計の段階で消します。

04

設定はコードの外、マスタシートに置く

席数、料金表、期限ルール、通知時刻。変わりうる値はすべてスプレッドシートに置き、コードを触らずに変更できるようにします。

05

段階導入と並行運用。いきなり切り替えない

第0週から第2か月までの導入計画を添え、しばらくは既存の紙やExcelと並行して動かします。「あえて作らないこと」も先に決めます。

CASES

8つの業種別デモ

それぞれ「導入前の困りごと」「仕組みの流れ」「あえて作らなかったこと」「運用上の注意」まで書いています。画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

人 人がやること自動 仕組みが自動でやることこの2つを分けて設計しています。

CASE 01 · 居酒屋

予約管理システム

予約の重なりと空席を、一画面で確認

想定:飲食店(店長+ホールスタッフ)
飲食店の受付で予約を管理する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

電話やSNSで受けた予約を紙とホワイトボードで管理。席が足りるかを、そのたびに人数を数え直して確認していた。

仕組みの流れ

電話やDMの予約を1つの台帳に集約し、席数の確認と店内共有を支えます。

  1. 人受付時
    予約を入力

    スタッフが日時・人数・氏名・連絡先を入力します。

  2. 自動登録ボタンの後
    空席を判定

    滞在時間中に重なる人数を確認。上限を超える予約は保存しません。

  3. 自動保存後・定期更新
    予約を共有

    台帳に保存し、本日のボードへ表示。来店結果などを月次で集計します。

  4. 人接客の前後
    来店結果を記録

    ボードで来店・取消・無断を記録。変更時は内容を確認します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHYネット予約の受付画面は作らない。まず電話・DM予約の転記ミスとダブルブッキングを止める段階に絞る

CASE 02 · 美容室

顧客リピート管理システム

来店の間隔から、声をかけるタイミングをつかむ

想定:美容室(オーナー/店長)
美容室で来店履歴と次回の案内を管理する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

紙のカルテを探すのに時間がかかり、「そろそろ来店の時期」のお客様への声かけは、スタッフの記憶頼みだった。

仕組みの流れ

来店履歴から声かけの時期を見つけ、再来店への対応を支えます。

  1. 人来店のたび
    施術内容を記録

    顧客を選び、来店日・施術・担当・料金・薬剤などを登録します。

  2. 自動保存・集計時
    来店間隔を計算

    過去の履歴から、その人の来店周期と経過日数を計算します。

  3. 自動毎朝・月次
    候補と数字を届ける

    声かけ候補を店長へ通知。新規・再来や転換率なども集計します。

  4. 人候補を確認して
    お客様へ声をかける

    連絡の同意と直近の対応を確認して連絡し、結果を記録します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHYお客様へのメッセージ自動配信は作らない。まず店長へ「声かけリスト」を渡す段階を挟む

CASE 03 · 歯科医院

予約リマインドシステム

予約の回答と電話対応を、まとめて確認

想定:歯科医院(受付スタッフ)。確認電話は1日約20件・約1時間、月に約22時間
歯科医院で予約とリマインドを確認する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

予約確認の電話を全員にかけていて、受付の時間を圧迫。無断キャンセルや直前の変更にも気づきにくかった。

仕組みの流れ

予約の案内と回答をまとめ、電話が必要な患者さんだけを見つけます。

  1. 人予約受付時
    予約・連絡先を登録

    受付が患者情報と予約日時、連絡方法・同意を確認します。

  2. 自動毎朝
    予約をメールで案内

    3日前と前日に案内を送信。送信結果をログに残します。

  3. 人患者さんの操作
    回答を確定する

    メールから確認画面を開き、「来院します」「変更したい」を確定します。

  4. 自動回答後・毎朝
    回答と要電話を整理

    回答を台帳へ反映。未回答・変更希望などの電話対象を受付へ通知します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHYLINE連携を第1候補にしない。友だち追加の壁と高齢の患者さんを考え、まずメールで回答を集める

CASE 04 · 工務店

現場写真管理システム

案件と工程で、必要な現場写真にたどり着く

想定:工務店(事務所+現場担当)
建築現場の写真をタブレットで整理する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

職人がスマホで撮った写真がチャットに流れて埋もれ、後から「あの工程の写真」を探すのに何十分もかかっていた。

仕組みの流れ

現場で送った写真を案件・工程ごとに整理し、検索と共有につなげます。

  1. 人案件を始める時
    案件とQRを用意

    事務所が案件を登録してフォルダ作成を実行し、専用QRを現場へ渡します。

  2. 人撮影・報告時
    QRから写真を送る

    撮影者・工程を選び、写真と必要なコメントを送信します。

  3. 自動送信ボタンの後
    写真を整理・保存

    画像を縮小し、案件・工程のフォルダへ保存。写真台帳へ記録します。

  4. 人確認・共有時
    探して見せる

    案件・工程・撮影者・期間で検索し、案件別アルバムを確認・共有します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHY現場に案件を選ばせない。案件IDを埋め込んだ専用QRを配り、選択ミスを構造的になくす

CASE 05 · 製造業

勤怠管理システム

打刻から集計、修正・承認までを見渡す

想定:製造業・従業員約30人(パート含む)
製造現場で勤怠を管理する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

タイムカードを月末にExcelへ転記し、夜勤や休憩の計算を手作業で実施。打刻漏れの確認が翌月にずれ込んでいた。

仕組みの流れ

日々の打刻を集計し、打刻漏れや修正事項を早めに確認できます。

  1. 人出退勤・休憩時
    名前とPINで打刻

    従業員が名前と暗証番号を入力し、出勤・退勤・休憩を記録します。

  2. 自動打刻後・毎朝
    時間と異常を集計

    勤務予定と打刻を照合。夜勤も集計し、不足・不整合を管理者へ通知します。

  3. 人不備や申請を確認
    修正・有給を承認

    本人が申請し、管理者が内容を確認して承認します。元の打刻は残します。

  4. 自動承認反映・出力操作後
    月次資料を作成

    勤務時間・有給残を集計し、管理者の操作でCSVを書き出します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHY給与額の計算は自動化しない。割増賃金の誤りは賃金未払いにつながるため、CSV出力までにとどめる

CASE 06 · 整体院

施術記録・カルテシステム

部位ごとの経過を、履歴とグラフで振り返る

想定:整体院(院長/施術者)
整体院で施術記録を確認する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

紙カルテでは前回の状態と比べにくく、「次はいつ来てもらうか」の案内が担当者ごとにばらついていた。

仕組みの流れ

部位ごとの経過を見える形で残し、施術の振り返りと案内に役立てます。

  1. 人施術のたび
    部位と点数を記録

    顧客を選び、部位別の痛み(0〜10)、施術内容、次回推奨日を登録します。

  2. 自動保存・カルテ表示時
    前回と比較する

    同じ部位の前回記録との差を計算。履歴と折れ線グラフを表示します。

  3. 自動毎朝・毎週
    院長へ候補を通知

    次回推奨日が近い方や、推奨日を過ぎて記録がない方を知らせます。

  4. 人カルテ・通知を見て
    説明と連絡を行う

    経過をお客様と確認し、同意と状況に合わせて次回の案内を行います。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHY自由記述のカルテは作らない。部位と0〜10の点数に置き換え、比較できる記録にする

CASE 07 · 学習塾

請求・入金管理システム

請求額と入金をつなぎ、残額を確認

想定:学習塾・生徒約80人(事務担当)。請求書作成に月末の半日(約4時間)
学習塾で請求と入金を確認する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

毎月の請求書を1件ずつ手作業で作成し、通帳の入金と突き合わせ。金額違いや未収の発見が遅れていた。

仕組みの流れ

請求書作成と入金照合をまとめ、変更点や未収の確認に集中できます。

  1. 人請求月の準備
    名簿・料金を更新

    生徒・受講・割引を整え、対象月を指定して請求生成を実行します。

  2. 自動生成メニュー実行後
    請求と差分を作成

    請求額を計算し、前月との差分を一覧化。確認後の操作でPDFとメールを作成します。

  3. 人発行前・入金確認時
    金額を確認・CSV取込

    差分と請求額を確認して発行。振込明細を取り込み、未一致の入金を確認します。

  4. 自動取込・照合操作後
    入金と残額を整理

    一致する請求と入金を照合。確定した入金を累計し、未収・要確認を一覧化します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHY個別の督促連絡は作らない。全員一律の月次案内に変えて「気まずい確認」をなくす

CASE 08 · 税理士事務所

締切アラートシステム

顧問先の仕事と社内期限を、見える形に

想定:税理士事務所・顧問先約50件(所長+担当者)
税理士事務所で業務の締切を管理する利用イメージ(AI生成)
画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。

導入前の困りごと

顧問先ごとの申告・届出の期限をExcelに手で転記。担当者の頭の中にしかない期限があり、確認が属人化していた。

仕組みの流れ

顧問先の情報から期限を作成し、担当者の確認と進捗共有を支えます。

  1. 人開始時・変更時
    属性とルールを登録

    顧問先の属性・担当者と期限ルールを登録。制度や契約の変更時に見直します。

  2. 自動月次などの設定時刻
    期限タスクを作成

    対象業務を抽出し、土日祝の調整と社内前倒し期限を計算します。

  3. 自動毎朝
    担当別に通知する

    近い期限・超過をまとめて通知。資料待ちの催促は有効化した場合に実行します。

  4. 人業務・提出の後
    提出済みを確定

    実際の仕事を終え、メールの確認画面で提出済みを確定。例外は台帳に記録します。

あえて作らなかったこと

NOT BUILT · WHY税務期限の断定はしない。導入時は既存の期限表と並行照合し、最終確認は人が行う

DELIVERABLES

納品するもの

動くものだけを渡して終わりにはしません。作った本人がいなくても現場が回る状態を、納品と考えています。

動くGAS一式Googleアカウント上に配置したスクリプトと、Webアプリとして公開した画面(デプロイ済み)
作業マニュアル(最終版)誰が・いつ・何をするかを手順で書いた現場向けマニュアル。8案件それぞれに1冊
仕組みがわかるフローチャート説明書人の作業と自動処理の分岐を1枚の図で示した説明書(8案件分)
納品説明資料1案件1枚。流れ・導入メリット・運用上の注意をまとめた説明シート(PDF)
完成イメージ画面架空データで動く画面サンプル。導入前に操作感を確かめられる
対応方針・理由書なぜその設計にしたかを書き残した文書。引き継ぎと改修の判断材料

品質確認:全8デモで構文チェック43件・回帰テスト12項目に合格。テスト中に外部へメールが実送信されないことも確認済みです。想定クライアントはすべて架空で、実在の企業・店舗とは関係ありません。

OPERATING CONDITIONS

小さく始めて、利用量に合わせて設計

Googleの無料枠内で運用する構成を想定しています。メール送信数・実行時間・保存容量などには上限があり、アカウント種別や利用量により条件が変わります。制作費・保守費、有料プランを利用する場合の契約費は別途です。

本ページは架空の利用場面を想定した自主制作デモです。実際の導入先や導入効果を示すものではありません。導入時には、利用人数・データ量・扱う情報・権限を確認して仕様を決めます。

Google公式:Apps Scriptの割り当てと制限 ↗

CONTACT

「うちの業務でもできますか?」から、始めましょう

いま紙やExcelで回している作業を伺えれば、どこを自動にしてどこを人に残すか、たたき台の流れ図を数日でお見せします。

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