GAS AUTOMATION · 8 CASES
現場の手作業を減らす、8つの業種別デモ
GAS(Google Apps Script)は、スプレッドシート・フォーム・Gmail・カレンダー・ドライブを自動でつなぐ仕組みです。Googleアカウントの無料枠内で運用できる構成を想定しています。8つの業種を想定し、受付から通知・集計までを一気通貫で作りました。
HOW IT WORKS
入力から通知まで、ひとつながりに
入力はスプレッドシートに集まり、GASが判定・集計して、メール・画面・PDFに出します。動くきっかけは「ボタンを押した時」か「決まった時刻」です。

AI生成による利用イメージ。実際の画面ではありません。
たとえば歯科医院なら、受付が予約を台帳に入れるだけで、3日前と前日に案内メールが自動で届き、患者さんの回答が台帳に戻ってきます。電話が必要な人だけが、毎朝リストで受付に届きます。
ポイントは「人がやること」と「自動でやること」の線引きです。判定や集計は仕組みに任せ、席の組み合わせや提出の最終確認のような判断は人に残します。
5 PRINCIPLES
8つのデモに共通する、設計の5原則
01
正しい情報の置き場所を、1つに決める
予約台帳、顧客履歴、期限台帳。同じ情報を紙とExcelとチャットに二重で持たせません。台帳が1つなら、食い違いは起きません。
02
取りに行かせず、向こうから来る形にする
毎朝の声かけ候補、打刻漏れ、期限の近い仕事。人が見に行くのではなく、メールで届く形にします。見に行かなければ気づかない仕組みは、続きません。
03
現場に判断させない。入力は30秒・3タップ
案件はQRに埋め込む、選択肢はボタンにする、上限は仕組みが判定する。忙しい現場で迷う要素を、設計の段階で消します。
04
設定はコードの外、マスタシートに置く
席数、料金表、期限ルール、通知時刻。変わりうる値はすべてスプレッドシートに置き、コードを触らずに変更できるようにします。
05
段階導入と並行運用。いきなり切り替えない
第0週から第2か月までの導入計画を添え、しばらくは既存の紙やExcelと並行して動かします。「あえて作らないこと」も先に決めます。
CASES
8つの業種別デモ
それぞれ「導入前の困りごと」「仕組みの流れ」「あえて作らなかったこと」「運用上の注意」まで書いています。画像はAI生成による利用・制作イメージです。実際の納品画面・顧客施設・研究データではありません。
CASE 01 · 居酒屋
予約管理システム
予約の重なりと空席を、一画面で確認
想定:飲食店(店長+ホールスタッフ)
導入前の困りごと
電話やSNSで受けた予約を紙とホワイトボードで管理。席が足りるかを、そのたびに人数を数え直して確認していた。
仕組みの流れ
電話やDMの予約を1つの台帳に集約し、席数の確認と店内共有を支えます。
- 人受付時予約を入力
スタッフが日時・人数・氏名・連絡先を入力します。
- 自動登録ボタンの後空席を判定
滞在時間中に重なる人数を確認。上限を超える予約は保存しません。
- 自動保存後・定期更新予約を共有
台帳に保存し、本日のボードへ表示。来店結果などを月次で集計します。
- 人接客の前後来店結果を記録
ボードで来店・取消・無断を記録。変更時は内容を確認します。
あえて作らなかったこと
CASE 02 · 美容室
顧客リピート管理システム
来店の間隔から、声をかけるタイミングをつかむ
想定:美容室(オーナー/店長)
導入前の困りごと
紙のカルテを探すのに時間がかかり、「そろそろ来店の時期」のお客様への声かけは、スタッフの記憶頼みだった。
仕組みの流れ
来店履歴から声かけの時期を見つけ、再来店への対応を支えます。
- 人来店のたび施術内容を記録
顧客を選び、来店日・施術・担当・料金・薬剤などを登録します。
- 自動保存・集計時来店間隔を計算
過去の履歴から、その人の来店周期と経過日数を計算します。
- 自動毎朝・月次候補と数字を届ける
声かけ候補を店長へ通知。新規・再来や転換率なども集計します。
- 人候補を確認してお客様へ声をかける
連絡の同意と直近の対応を確認して連絡し、結果を記録します。
あえて作らなかったこと
CASE 03 · 歯科医院
予約リマインドシステム
予約の回答と電話対応を、まとめて確認
想定:歯科医院(受付スタッフ)。確認電話は1日約20件・約1時間、月に約22時間
導入前の困りごと
予約確認の電話を全員にかけていて、受付の時間を圧迫。無断キャンセルや直前の変更にも気づきにくかった。
仕組みの流れ
予約の案内と回答をまとめ、電話が必要な患者さんだけを見つけます。
- 人予約受付時予約・連絡先を登録
受付が患者情報と予約日時、連絡方法・同意を確認します。
- 自動毎朝予約をメールで案内
3日前と前日に案内を送信。送信結果をログに残します。
- 人患者さんの操作回答を確定する
メールから確認画面を開き、「来院します」「変更したい」を確定します。
- 自動回答後・毎朝回答と要電話を整理
回答を台帳へ反映。未回答・変更希望などの電話対象を受付へ通知します。
あえて作らなかったこと
CASE 04 · 工務店
現場写真管理システム
案件と工程で、必要な現場写真にたどり着く
想定:工務店(事務所+現場担当)
導入前の困りごと
職人がスマホで撮った写真がチャットに流れて埋もれ、後から「あの工程の写真」を探すのに何十分もかかっていた。
仕組みの流れ
現場で送った写真を案件・工程ごとに整理し、検索と共有につなげます。
- 人案件を始める時案件とQRを用意
事務所が案件を登録してフォルダ作成を実行し、専用QRを現場へ渡します。
- 人撮影・報告時QRから写真を送る
撮影者・工程を選び、写真と必要なコメントを送信します。
- 自動送信ボタンの後写真を整理・保存
画像を縮小し、案件・工程のフォルダへ保存。写真台帳へ記録します。
- 人確認・共有時探して見せる
案件・工程・撮影者・期間で検索し、案件別アルバムを確認・共有します。
あえて作らなかったこと
CASE 05 · 製造業
勤怠管理システム
打刻から集計、修正・承認までを見渡す
想定:製造業・従業員約30人(パート含む)
導入前の困りごと
タイムカードを月末にExcelへ転記し、夜勤や休憩の計算を手作業で実施。打刻漏れの確認が翌月にずれ込んでいた。
仕組みの流れ
日々の打刻を集計し、打刻漏れや修正事項を早めに確認できます。
- 人出退勤・休憩時名前とPINで打刻
従業員が名前と暗証番号を入力し、出勤・退勤・休憩を記録します。
- 自動打刻後・毎朝時間と異常を集計
勤務予定と打刻を照合。夜勤も集計し、不足・不整合を管理者へ通知します。
- 人不備や申請を確認修正・有給を承認
本人が申請し、管理者が内容を確認して承認します。元の打刻は残します。
- 自動承認反映・出力操作後月次資料を作成
勤務時間・有給残を集計し、管理者の操作でCSVを書き出します。
あえて作らなかったこと
CASE 06 · 整体院
施術記録・カルテシステム
部位ごとの経過を、履歴とグラフで振り返る
想定:整体院(院長/施術者)
導入前の困りごと
紙カルテでは前回の状態と比べにくく、「次はいつ来てもらうか」の案内が担当者ごとにばらついていた。
仕組みの流れ
部位ごとの経過を見える形で残し、施術の振り返りと案内に役立てます。
- 人施術のたび部位と点数を記録
顧客を選び、部位別の痛み(0〜10)、施術内容、次回推奨日を登録します。
- 自動保存・カルテ表示時前回と比較する
同じ部位の前回記録との差を計算。履歴と折れ線グラフを表示します。
- 自動毎朝・毎週院長へ候補を通知
次回推奨日が近い方や、推奨日を過ぎて記録がない方を知らせます。
- 人カルテ・通知を見て説明と連絡を行う
経過をお客様と確認し、同意と状況に合わせて次回の案内を行います。
あえて作らなかったこと
CASE 07 · 学習塾
請求・入金管理システム
請求額と入金をつなぎ、残額を確認
想定:学習塾・生徒約80人(事務担当)。請求書作成に月末の半日(約4時間)
導入前の困りごと
毎月の請求書を1件ずつ手作業で作成し、通帳の入金と突き合わせ。金額違いや未収の発見が遅れていた。
仕組みの流れ
請求書作成と入金照合をまとめ、変更点や未収の確認に集中できます。
- 人請求月の準備名簿・料金を更新
生徒・受講・割引を整え、対象月を指定して請求生成を実行します。
- 自動生成メニュー実行後請求と差分を作成
請求額を計算し、前月との差分を一覧化。確認後の操作でPDFとメールを作成します。
- 人発行前・入金確認時金額を確認・CSV取込
差分と請求額を確認して発行。振込明細を取り込み、未一致の入金を確認します。
- 自動取込・照合操作後入金と残額を整理
一致する請求と入金を照合。確定した入金を累計し、未収・要確認を一覧化します。
あえて作らなかったこと
CASE 08 · 税理士事務所
締切アラートシステム
顧問先の仕事と社内期限を、見える形に
想定:税理士事務所・顧問先約50件(所長+担当者)
導入前の困りごと
顧問先ごとの申告・届出の期限をExcelに手で転記。担当者の頭の中にしかない期限があり、確認が属人化していた。
仕組みの流れ
顧問先の情報から期限を作成し、担当者の確認と進捗共有を支えます。
- 人開始時・変更時属性とルールを登録
顧問先の属性・担当者と期限ルールを登録。制度や契約の変更時に見直します。
- 自動月次などの設定時刻期限タスクを作成
対象業務を抽出し、土日祝の調整と社内前倒し期限を計算します。
- 自動毎朝担当別に通知する
近い期限・超過をまとめて通知。資料待ちの催促は有効化した場合に実行します。
- 人業務・提出の後提出済みを確定
実際の仕事を終え、メールの確認画面で提出済みを確定。例外は台帳に記録します。
あえて作らなかったこと
DELIVERABLES
納品するもの
動くものだけを渡して終わりにはしません。作った本人がいなくても現場が回る状態を、納品と考えています。
品質確認:全8デモで構文チェック43件・回帰テスト12項目に合格。テスト中に外部へメールが実送信されないことも確認済みです。想定クライアントはすべて架空で、実在の企業・店舗とは関係ありません。
OPERATING CONDITIONS
小さく始めて、利用量に合わせて設計
Googleの無料枠内で運用する構成を想定しています。メール送信数・実行時間・保存容量などには上限があり、アカウント種別や利用量により条件が変わります。制作費・保守費、有料プランを利用する場合の契約費は別途です。
本ページは架空の利用場面を想定した自主制作デモです。実際の導入先や導入効果を示すものではありません。導入時には、利用人数・データ量・扱う情報・権限を確認して仕様を決めます。
CONTACT
「うちの業務でもできますか?」から、始めましょう
いま紙やExcelで回している作業を伺えれば、どこを自動にしてどこを人に残すか、たたき台の流れ図を数日でお見せします。
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